身元不明のAさんに不貞慰謝料(離婚)を勝ち取った事例
相談者情報
Xさんは、こどもがいたところ、Yさんと離婚することになりました。
不貞関係は継続中であり、一定の証拠関係もありますが、そもそも、ファーストネームしか分からず、住所も判明しないという状況でした。
本件は、平成31年の最高裁判決はありますが、実質的には、離婚慰謝料をAさんに請求したものといえ、解決レベルも、一般の不貞訴訟よりはやや高めとなりました。
慰藉料請求をしたい!
Xさんとしては、Yさんは事実上専業主婦であったことから、資力に乏しく、Aさんに離婚慰謝料に値する不貞の慰謝料請求をしたいと考えたわけです。
もっとも、住所が分からないところで、交渉は難航しましたが、偶然の事情で連絡先を把握できたため、そこからAさんにも弁護士が就きました。
比較的高水準での解決
不貞の慰謝料は、100万円から150万円程度が多いといわれますが、これを上回るレベルで解決をすることができ、お支払いもいただけ、依頼者様にもご満足いただけました。